2015 Summer tour


6月20日、マインツ(マインツ港)



Mainz Zollhafen, Germany (Nordmole) Summer in the City 2015




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ディランのサマーツアーが始まった。通常コンサート・レヴューは、(面倒くさいので)載せない事にしているが、今回は少しだけ…原文がドイツ語なので、いつものように参考程度に。

Alles anders: Bob Dylan Open Air live im Mainzer Zollhafen



ライヴ前、マインツの観客達は依然としてセットリストの話題に集中していた。ショーの前に何かが進行中だというサインがあった。開演時間の午後9時から30分過ぎてもショーは始まらず、観客は少し動揺していた。ローディーがステージに上がり、何か紙をいじっている。セットリストの変更か?

しかし、いつもと同じようにショーは "Things Have Changed"で始まった。続く "She Belongs To Me" ディランの声は去年のツアーよりソフトでよりスムースに聞こえる。アルバム"Shadows In The Night" の声のように。しかしロックバンドのサウンドではない。チャーリー・セクストンは、カントリー、ジャズ、ラテンの匂いを漂わせた演奏をしている。

Lars Ahlfeldさん(@larsip93)が投稿した動画 -


続く"Beyond Here Lies Nothin '" 、そして、新しい countryfizierte(カントリー風か?) ヴァージョンの "Workingman's Blues # 2"

しかし、それらが今回のコンサートの話では無い、まだ8曲目を言ってない。その曲は全てを吹き飛ばしてしまう。アルバム"Shadows In The Night" からの"Full Moon And Empty Hearts"の素晴らしいヴァージョン。






控えめな "Tangled Up In Blue"に続く、次のサプライズ"To Ramona" 。そしてこの日、2曲目の初演、ウイリー・ネルスンの"Sad songs and Waltzes" (from "Shotgun to Willi") 。失恋をネタに曲を書いたが、商業上の制約(Sad songs and waltzes aren’t selling this year)と作り手の心情を対比した曲。だが、ここマインツではSad songs and waltzesは、今年売れている。



素晴らしい解釈の"Till I Fell In Love With You" 。そして今回の最も驚くべき奇妙な曲が来る。全く古めかしくない"A Hard Rain's A-Gonna Fall"。 "Ballad Of A Thin Man" は勿論、ファンタスティックな曲だが、このカントリーバーのバンドの設定は少し外している。








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Bob and his microphones in the dark of Mainz

Posted by Manfred Piltorp on 2015年6月25日




最後の"All Along The Watchtower" はヘンドリックスのヴァージョンよりディランのオリジナルのヴァージョンに近づいている。

一時間半のコンサートが終わる。

Something is happening, but you do not know what it is, do you?

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さて、最近のサマーツアーはヨーロッパのお祭り巡りとなってきているが、またいつものNever changing tour の始まりかと思いきや、いきなりの新曲に度肝を抜かれ混乱するやら浮かれるやらの大騒ぎ。まぁ去年も言ったが、やはり夏祭りは営業ぽいな。営業メニュー。こてこてのディランファン以外の人も多そうだし…

曲目変更で開演が遅れた可能性があるようだが、そうだとしたら間際まで曲目を考えていたのだろうか。あと、ディランのセンターマイク群が復活しつつあり、シナトラマイクが消えているようだ。観客は4,000人。てゆーかバンド(まぁトニーやけど)、バッチしやな。改めてビビったわ(笑)。

Bob Dylan in Mainz: Noch einmal mit Gefühl




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いつものように大勢のフリーライダーの皆さん。楽しそう


ツイッター等でこの記事が話題になっていた。
Summer in the City: Warum in dieser Zeitung keine aktuellen Fotos der Auftritte von Mark Knopfler und Bob Dylan in Mainz zu sehen sind

文化面のウエブを見るとき、そこに写真が無いことに驚くかもしれない…




http://www.boblinks.com/062015s.html






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